コーディネート②

 

 

 

Photo by Okamura
Coordinate by Koide

 
全てのことには理由があります。
お気づきのことと思いますが・・・
Holidayは、
カジュアル衣装にももちろん強いこだわりがございます(笑)!!!

Holidayの一つ一つの衣装は、
出来る限りシンプルなものを用意しております。
それは流行り廃りに関係なく、
「定番」と呼ばれるものには、
いつの時代にも良いと言われる理由があるからです。

写真館という形態上、
その子の将来に残す写真を提供するという使命があります。
ですから、将来その子が写真を見たときに、
恥ずかしいと思わないような、
そんな衣装を提案したいと考えています。

スタジオの雰囲気に合うことはもちろん、
「衣装が主役ではなく、衣装を着たお子様がより魅力的になる」
それがとても大切です。

また、同じ衣装であっても、
お子様によって着こなしは変わるのです。
その理由から、着用したお子様に合わせて、
袖口や裾をまくったり・・・
撮影前も、撮影中も常に目を光らせ
写真にした際の全体のバランスの調整をしています。

ただ、並べられただけの衣装は、
「ありきたり」のように感じられるかもしれません。

しかし!!!
袖口をまくり、腕の見える範囲を少し増やし、
裾を若干ウエストにINすることで、
オーバーサイズのシャツも重すぎず、
全身で見たときに、シャツのボリュームと、
タイトなショートパンツによって、逆三角形のバランスが取れます。
そして、肌が見えることにより、
撮影中のお子様の動きも引き立ちます。

また。ワンシーンの中でも、変化を生むことが可能です。
例えば、シャツを脱いで腰に巻き、
トップスをシンプルなTシャツにします。
すると同じ衣装でも逆三角形から
三角形のシルエットに変わり、見た目のバランスが変化します。
合わせるTシャツの色を、
青緑系のシャツの反対色の黄色にすることで、
より元気なイメージになったのではないでしょうか。

ヘッドアクセサリーは、キャップからリボンのヘアバンドへ。
こうすることにより、
ボーイッシュな要素が強かったコーディネートから、
ガーリーな要素が加わり、彼女のまた違った表情を見ることが出来ました。

1枚の写真となったとき、

インテリアが主役でも衣装が主役でもなく、

 インテリアの中で衣装を身に着けた、

その子が一番の主役であってほしい。

その子の記念日を、
将来に残るとっておきの1日にするために
私たちも日々考え、整理していかなければなりませんね。
 

 
≪衣装≫
キャップ:no brand
シャツ:RalphLauren(古着)
ショートパンツ:H&M
ブーツ:MINNETONKA(古着)


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