10年来の友人を撮影しました。
彼女と会った当時は、まだ私も10代でした・・・。
お互い大人になり、あの頃撮った写真とはまた全然違うイメージでの撮影になりました。
前に、あるライフスタジオのカメラマンに「岡村さんが綺麗だと思うものはなに?」と聞かれたときに
私は「女性の髪の毛が逆光で透けるとき」と答えました。即答でした。
「綺麗と聞かれて、【夜景】とかではないんだね」とそのカメラマンに言われ、自分における「綺麗」について、思いを馳せました。
私は、血の通っていないものに対して、綺麗だと感じることはありません。
だから夜景をみても、心を動かされ感覚が突き抜けるほどに綺麗だと思うことはないんです。
だからこそ、この仕事は自分にとって毎日「綺麗」と向き合う時間になっています。
いかに女性を綺麗に見せることができるのか、いかに子どもを自然にそして美しい光を纏って見せるのか。
そのために、自然光、照明、角度、動き、誘導・・・いろんな技術を駆使します。
そうやって試行錯誤しながら、人を撮っているときが一番楽しいです。
私は自分が撮った写真を「綺麗だ」と言われることが多いです。
お客様にも、被写体にも、写真を見せた方にも言われる言葉の中で一番多いのがそれです。
昔はそれがずっと足枷になっていました。「綺麗」以外をずっと追い求めていた気もします。
でも、今は「綺麗な写真」それが自分の写真だと言えるようになりました。
表面的なそれではなく、人間としての奥行きをもった「綺麗」を今までの沢山の撮影から学んで来たように思います。
自分のアンテナを研ぎ澄まし、直感に忠実に、そして生み出していく写真たちを
丁寧に手渡しできる環境を作って行きたいと思っております。
明るいチャキチャキ写真を撮ってくれた頃はもう10年も前なのね。
大阪の公園で撮った撮影風景 今もハッキリ覚えてるよ。
まだ出会ってすぐの頃やったね。
照れくさい私にずっと話しかけてくれながら座ってる私の周りをグルグル回りながらパシャパシャ☆
今回の写真はほんまに驚き!!!
こんな私 私が一番知らなかったw
レンズ超しに岡パンに見守られるのすっごく安心する。
また撮ってもらいたいな。
どんどんキリッとなっていくんだろうか(笑)
岡パンに撮ってもらえる人達は
必ず幸せな気持ちになってくれるはず。
だからそのままの岡パンでずっと楽しんでいて欲しいな。
完成したスタジオにも必ず遊びに行かせてね!!
岡パンの写真めっちゃ好きやで。